「務める」と「勤める」の違いは?間違えると恥ずかしい漢字の使い分け5選!
漢字学習、苦手な方が多いですよね。筆者はもちろん日本人ですから漢字に触れる機会が多くありましたし、現在では手書きこそしないものの日々、事務所にてパソコンで漢字を書いています。
しかし、そんな筆者でもあれ?これはなにが違うんだっけ?と感じる漢字は多くあります。そもそも日本語学習者にとっては、は?なにが違うの?そもそも漢字の識別が出来ないよ~!なんて人もいるかもしれません。
しかし、漢字の誤用はまったく異なる意味を示す場合が多く、ちょっとした間違いも大きな誤解を生みます。今回はビジネスの現場で間違えるとちょっと恥ずかしい漢字をご紹介します。
(1)「勤める」と「務める」と「努める」
「勤める」という漢字は、「勤務する」と言い換えることができる場合に使います。
その仕事で誰かに雇われているという場合には「勤める」を使うのが正解。
また、「努める」は仕事や職務をちゃんと全うするために努力するという意味です。
(2)「決済」と「決裁」
サラリーマンの場合、領主書の清算をする月末に迷うことも多いのがこの2つ。
「決済」は「経理部で領収書を決済する」といったようにお金に関する話題のときに使います。
一方、「決裁」は目上の人に対して「決裁をあおぐ」などといったように、誰かが(たいていちょっとえらい人が)なんらかの意思決定を下す場合に使います。