まんが日本昔ばなしから見える日本らしさ
- unico-paraguay
- 2016年6月11日
- 読了時間: 3分
みなさんこんにちは!突然ですが、「まんが日本昔ばなし」を知っていますか?ちなみに、筆者は大大大大好きです!!これは日本のテレビアニメなのですが、毎回日本各地に伝わる昔話が映像化され、市原悦子さんと常田富士男さんの両名が声優として、一人で何役もの声を使い分けながら、独特の語りによってお話を紹介していきます。たった二人で男性、女性、子ども、大人、おじいさん、おばあさん・・等々、本当にすごいです!お話は大体10分ぐらいなのですが、面白くて、楽しくて、悲しくて、時には怖くて、子どもから大人まで楽しめるものではないかと思います。

昔話と言えば、一つの「教科書」のようなものだと言われています。語られるお話の中には、「勇気」「信頼」「やさしさ」「忍耐力」「挫折」「責任感」など、人間にとって人生において大切なものがぎっしりと詰まっているのです。こうして、数分足らずのお話を何回も何回も聞きながら、やっていい事、悪い事などを学んでいくのです。
よく言われる日本らしさや日本の良さというものは、まんが日本昔ばなしを見れば、垣間見ることができるのではないでしょうか?
日本昔ばなしと言えば、正義と悪がしっかりと分かれていて、必ず正義が勝つというようなストーリーが多いです。日本人は特にこういったお話を好む傾向にあると思います。
また、よく海外で言われる、日本人の特徴とも言える「勤勉であり、働き者である」ことはまんが日本昔ばなしにもよく反映されていて、「働き者」とつく登場人物がよく出てきます。
その他にも、神様や仏さまなど、人の力ではない不思議な力が働く、俗にいう「奇跡的」な話もたくさんあり、そこに日本人の信心深さが見えると思います。
そもそも日本では昔から八百万の神がいると言われています。山の神や海の神を始めとして、様々なものには神様が存在するという考え方です。そのため、物を大切にし、感謝の気持ちを常に忘れない姿勢が、日本昔ばなしにはよく描かれています。
よく働き、正直者であれば報われ、欲深いものは痛い目にあい、悪事を働いたものにはきっと天罰が下るようなお話の構成になっていることが多く、こういったところも日本の伝統的な考え方と言えるのではないでしょうか。
残念ながら、もう放送終了となっていますが、ユーチューブなどでいくつか動画が見れるので、是非一度見てください!市原さんと常田さんの世界に引き込まれることは間違いないでしょう(*´ω`*)
オーソドックスなものから、ちょっぴり変わったものまで数多くあるので、一見の価値はありますよ!「大工とねこ」、「親を買う話」などは個人的に見て欲しいです!

