「行けたら行く」は「行かない」?女性の〇%は「行かない」の意味で使ってた!?
こんにちは、皆様。日本語に興味を持って学習している人、また日本に長く住んでいる方にはなじみがあるかもしれませんが、日本語は物事を曖昧に伝えたがる性質をもっています。
それが日本人の気質によるものかは定かではありませんが、例えば苦手な人に飲みに誘われた時や、行っても行かなくてもどちらでもいいかな~なんて時に使える万能の単語が本日ご紹介する「行けたら行く」です。
基本的に日本人は何かに誘われた時、なかなか断る事ができません。例えば「ごめん、仕事があるから行けない」っと言われた場合、「あー、それは仕方ないな」っとなりますが他の用事、例えば「母と買い物の予定がある」「今日はアニメを見ないといけない」などを理由に断ろうとすると「え?そんなの後でいいじゃん」となる場合があります。
しかし、相手にとってはどうでもいい用事かもしれないが、自分にとっては大切で外すことの出来ない用事なんです!そしてあんたと飲みにいくよりもその用事が大切なんだよ!!っとは、なかなか素直にいえないものです。
例えば、これが恋人に言われた台詞であれば自分の用事を後回しにして「うん♪私もあなたに会いたいわ☆」っとなるかもしれませんが、それが男友達や女友達の場合、いつでもそう言えるわけではありません。
さて、ではこの言葉に関連して、どの程度「行けたら行く」=「行かない」という意味で使っているのか20代から60代の男女750人ずつ計1500人を対象に以下のようなアンケートを実施した機関があります。
■「行けたら行く」は、「行けない」もしくは「行かない」とう意味?
男女全体の結果は、このようになりました。【自分にとって「行けたら行く」は、「行けない」もしくは「行かない」という意味だ】
過半数となる61.9%の人が、参加の可能性を匂わせながらも実は「行けない」もしくは「行かない」という意味で使っているという事実が判明しました。
この数字を見る限り、何かしらの幹事を担う際は、「行けたら行く」と返す人は“参加予備軍”ではなく“不参加枠”に入れたほうがよさそうです。
そして、男女別で「はい」と回答した人の割合は、このようになっています。
女性のほうがより、この言葉に言外の意味をもたせていることも分かりました。男女の関係において女性のほうが比較的「誘われる」場合が多いことが数字に影響したのかもしれませんね。